研究概要 |
上記の研究課題を達成するため、本年度は以下の史料調査・現地調査をおこなった。 1,大元八幡神社文書(岡山県川上郡成羽町) 成羽八幡神社旧記を中心とする、大元八幡神社宮司・渡辺宣也家所蔵文書の調査・撮影をおこなった。また、大元八幡神社を中心とする成羽町の現地調査をおこなった。 2,奧野家文書(大阪府堺市) 堺市博物館に寄託中の奧野家文書の調査・撮影をおこなった。同文書は、桜井神社(大阪府堺市)の中村結鎮頭の頭役帳である。 3,滝尻弥勒堂所蔵文書(大阪府河内長野市) 河内長野市滝畑民俗資料館保管・滝尻弥勒堂所蔵法華経奧書及び滝尻弥勒堂所蔵文書の調査・撮影をおこなった。 また、河内長野市滝畑地区の現地調査をおこなった。 4,鬼住区有文書(大阪府河内長野市) 河内長野市史編修室所蔵・鬼住区有文書写真版および神ガ丘区長・尾花政昭氏保管の鬼住区有文書の調査・撮影をおこなった。 また河内長野市神ガ丘地区の現地調査をおこなった。 5,貴志御霊神社文書・山田感神社文書(兵庫県三田市) 御霊神社内殿扉の実見、御霊神社神事講名簿及び山田感神社頭役帳の調査・撮影をおこなった。 また、御霊神社山田感神社の祭祀の現地調査をおこなった。 6,舳倉島奧津比び神社(石川県輪島市) 『今昔物語集』巻26「加賀国諍蛇蜈島行人、助蛇住島語第九」の記事に関連する現地調査をおこなった。具体的には、舳倉島奧津比び神社及び舳倉島(石川県輪島市)、重蔵神社(同市)、熊田神社(同県根上町)の現地調査をおこなった。
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