本研究課題解明のために、以下の史料調査・現地調査をおこなった。 平成10年度 (1)法林寺所蔵文書(奈良県天理市田町)の調査・撮影と現地調査 (2)勝手神社文書(滋賀県蒲生郡竜王町岡屋)の調査・撮影と現地調査 (3)苗村神社文書(滋賀県蒲生郡竜王町綾戸)の調査・撮影と現地調査 (4)左右神社文書(滋賀県蒲生郡竜王町綾戸)の調査・撮影と現地調査 (5)竹田神社文書(滋賀県蒲生郡蒲生町鋳物師)の調査・撮影と現地調査 平成11年度 (1)大元八幡神社文書(岡山県川上郡成羽町)の調査・撮影と現地調査 (2)奥野家文書(大阪府堺市)の調査・撮影と現地調査 (3)滝尻弥勒堂所蔵文書(大阪府河内長野市)の調査・撮影と現地調査 (4)鬼住区有文書(大阪府河内長野市)の調査・撮影と現地調査 (5)貴志御霊神社文書(兵庫県三田市)の調査・撮影と現地調査 (6)山田感神社文書(兵庫県三田市)の調査・撮影と現地調査 (7)舳倉島奥津比〓神社(石川県輪島市)の関連地域・関連文書の調査 平成12年度 (1)野村神社所蔵文書(滋賀県近江八幡市野村町)の調査・撮影と現地調査 (2)中岡義隆家文書(京都府相楽郡木津町)の調査・撮影と現地調査 (3)舳倉島奥津比〓神社(石川県輪島市)及び七ツ島(同市)の現地調査 (4)菅生神社文書(大阪府南河内郡美原町)の調査 今後もさらに範囲を拡げて史料調査・現地調査をおこない、「中世における村落神話と『ならかし』の論理」のありかたを解明していきたい。
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