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1999 年度 実績報告書

地理情報システムを用いた古墳時代社会の地域構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 10610396
研究機関岡山大学

研究代表者

新納 泉  岡山大学, 文学部, 教授 (20172611)

キーワード地理情報システム / GIS / 古墳時代 / 地域構造 / シミュレーション / 画像処理
研究概要

1 地理情報システムの利用に関しては、今年度は既存のソフトウェアの利用よりも、独自のプログラムを作成して処理を行うことに重点を置いた。
2 独自のプログラムによって、日本列島全域の標高データを基礎に、標高およ傾斜と推定気温から、1kmメッシュで水稲農耕の生産力を推定し、画像で表示した。
3 岡山県内においては、250mメッシュでの生産力を推定し、その生産力に基づいて前方後円墳が築造されると仮定し、周辺地域から結集できる生産力から前方後円墳の規模を推定するシミュレーションを行った。
4 昨年度に作成した岡山県内の前方後円墳のデータベースに基づいて、前方後円墳の分布を時期ごとに画像表示するプログラムを作成した。
5 中国・四国地方の前方後円墳のデータベースを作成した。
6 前方後円墳の墳形を記録するためのメッシュ標高データの作成を継続した。
7 世界の標高データを集めたGTOPO30から、ヨーロッパの地形を画像表示することができるようになり、地形情報による国際比較を行うことが可能となった。
8 人口変動のシミュレーション・プログラムの作成に着手し、地域構造の分析にシミュレーションを用いる展望が開けた。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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