研究概要 |
1. フランス方言地図ならびにベルギー方言地図を活用し,近現在の方言として残る語彙,表現と,中世末期武勲詩に見られる語彙の比較検討を行った。 2. 『12音綴版アミとアミル』の4巻の写本の筆写を見直し,そこに現われる注目すべき単語,表現を拾い出す作業を始めた。 3. 国際ロマンス語学会で成果について専門家諸氏と議論し,有益な情報を得た。 4. フランス中世末期武勲詩その他の作品の各種改訂版を文献学的に検討し,その問題点を海外の学術誌に発表した。 5. フランス語の歴史に関する辞書の記述を批判的に検討し、その問題点を海外の学術誌に発表した。
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