二年計画の初年度にあたる本年度は〓月にアメリカ合衆国のマイアミのハイチ人コミュニティー及びハイチ共和国の首都ポール・オ・プランスで、作家・大学人によるハイチの近・現代文学に関する文献・資料のレビューを受けた。 帰国〓ハイチ、米国(マイアミとニューヨーク)、フランス等から関連資料・本を購入、現在タイトル、作者名、出版社名、刊行年などをデーターベース化するための仕事を始めている。 また12月には島根県松江の小泉記念館に赴き、米国に長く住んだあとマルチニックを訪れ、その後日本にやってきて帰化したラフカディオ・ハーンの足跡を訪ねた。 11月にグアドループの作家エルネスト・ペパンを日本に迎えたり、本年5月にハイチの作家フランケチエンヌを日本に招待するプロジェクトをスタートさせたり、交流の次のステップもすでに緒についている。
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