| 研究概要 |
1.すでに入手済みの『マスキュラ』初版(フランス国立図書館蔵)のマイタロフィルムを,ハードコピー化し,同書第二版(京都大学文学部図書室蔵)とのテキスト校合を行なった.
2.上記の『マスキュラ』初版と再版のテキスト異同に関わる問題とテキストに頻出する古典古代の引用の源泉とイタリア語文献についての調査を行なった.
3.マザリナード総体と,フロンドの乱との関係についての調査を行なった.
4.『マスキュラ』初版のテクスト全文に解説を付して,研究成果報告書とし,専問的研究のための資料として配布することとした.
5.『マスキュラ』批評版の完成(解説と注を付す)は2004年を目途としている。
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