研究概要 |
上記の研究課題に基づいて研究を行った結果、裏面の業績表にあるように、論文4点を発表することができた。 さらに、海外旅費を活用して、9月にオランダ等に出張し、オランダのフローニゲン大学フリジア語学科(Fries Instituut,Rijksuniversiteit Gronigen)およびフリスケ・アカデミー(Fryske Akademy)において研究計画についてレヴューを受け、一部の研究成果について議論を行ったことがきわめて有効だった。 今年度はドイツ語とオランダ語との対照を豊富に織り込んだ西フリジア語の動詞の構造について、話法の助動詞、受動態、再帰動詞、非人称動詞を中心に考察した(裏面業績表参照)。来年度は残りの現象についてできるだけ考察を進め、成果を公表するために努力したい。そのためには、再びヨーロッパに赴くことが必要不可欠であり、今年度と同様に海外旅費を活用する予定である。
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