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1998 年度 実績報告書

冷戦構造解体後のドイツの文化と社会-1990年代ドイツ文学をめぐって-

研究課題

研究課題/領域番号 10610493
研究機関東京農工大学

研究代表者

初見 基  東京農工大学, 工学部, 助教授 (90198771)

研究分担者 OPHULSーKASHI ライノルト  東京農工大学, 工学部, 外国人教師
北島 玲子  東京農工大学, 工学部, 助教授 (10204893)
キーワード現代ドイツ / 政治文化の変動 / エルンスト・ユンガー / ライナルト・ゲッツ / マルティン・ヴァルザー
研究概要

本研究初年度に当たる平成10年度は主として、基礎資料の拡充・整理にあて、同時に、本科研費交付を得る以前より行われてきた研究会を継続した。
1 基礎資料の拡充・整理
(1) この間ドイツで出されている新聞のCD-ROMを揃える作業に着手した。本年度はNeue Zuricher Zeitungの1993年から98年、Suddeutsche Zeitungの94年から97年、Frankfurter Allgemeine Zeitung書評欄の95、96年などを購入し、それぞれの年次における知識人の言動に関する重要項目をアルバイト学生の働きを借りて抽出・整理した。
(2) インターネットのWWWを通じた情報の系統的な収集を開始した。本年度はアルバイト学生の手により、次の資料を印刷・整理した。98年2月に没したエルンスト・ユンガーに関するホームページ及びそのリング先のホームページのすべて(A4版約800頁)、作家ライナルト・ゲッツが98年2月2日から翌年1月10日まで連日公表していた日録(同約1200頁)、作家マルティン・ヴァルザーのドイツ書籍商平和賞受賞講演に機を発した歴史認識をめぐる議論(同約500頁)、その他新刊書評(同約200頁)。
2 研究会の継続
上記1でより充実させた資料を活用して、2カ月に1回の割で研究会を継続した。今年度は、研究代表者・分担者の他にも毎回数名の研究者(他大学教員、オーバードクター生、大学院生)を迎え、「マルティン・ヴァルザーの言動をめぐって」、「スイスの同時代文学」他、計6回の研究会を開いた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 初見 基: "ユンガーとは何者か" みすず. 第448号. 147-153 (1998)

  • [文献書誌] 北島玲子: "声・メディア・身体-マルセル・バイヤーの『大こうもり』について-" 人間と社会. 第9号. 169-184 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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