研究課題/領域番号 |
10620044
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
大河 純夫 立命館大学, 法学部, 教授 (10066730)
|
研究分担者 |
山根 裕子 立命館大学, 法学部, 教授 (70200772)
長尾 治助 立命館大学, 法学部, 教授 (90014430)
山下 眞弘 立命館大学, 法学部, 教授 (20108781)
竹濱 修 立命館大学, 法学部, 教授 (40188214)
鹿野 菜穂子 立命館大学, 法学部, 教授 (10204588)
|
キーワード | 契約法 / 消費者契約法 / 消費者 / 商事取引法 / EU |
研究概要 |
(研究実績の概要) この研究は、契約法が様々なレベルで国際的に調和ないし平準化しつつあるという近年の動向を捉え、この動向とそこにおける問題点を整理分析するとともに、最終的には、国際社会の中での日本の契約法の今後のあり方を模索し、何らかの提言をすることを目的とするものである。 この目的へ向けた第一段階の作業として、平成10年度には、ヨーロッパ諸国の最近の動向、消費者法および商事取引法の世界的動向等に関する資料の収集とその分析を行うとともに、それとの比較において、日本の消費者法をめぐる新たな状況につき検討を行った。 具体的に研究会のテーマとして取り上げたのは、「ウィーン売買条約をめぐる近時の動向」、「英国保険契約法と消費者保護」、「『統一消費者信用法の論点』の検討」、「電子商取引をめぐる契約法上の問題」、「隔地者間契約における消費者保護に関するEU指令」、「国連消費者保護ガイドラインとその改定」、「電子商取引に関するUNCITRALモデル法」等多岐にわたるが、その成果の一部を99年度中にまとめて公表するべく、現在作業を進めているところである。
|