在日米軍の削減可能性を探る研究

1999 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 10620073
• 研究機関: 琉球大学
• 研究代表者: 我部 政明 琉球大学, 法文学部, 教授 (60175297)
• キーワード: 安全保障 / 基地問題 / 沖縄 / 米軍

研究概要

本研究の目的を達成すべく,在日米軍基地についての歴史的文脈の把握,現状分析そして将来構想の三つの点から研究を進めた。
平成10年度に引き続き,米国及び国内での安全保障関係とのインタビュー及び関連文献・史料の収集を行った。とりわけ,米国立公文書館において今年度中に公開された国務省日本関係文書の収集を行った。また朝鮮半島情勢に関し,国内外の研究者との間で意見交換会を開いた。その結果については,裏面にて記した論文の発表を通じて,成果公開に努めた。

研究成果

• [文献書誌] MASAAKI GABE: "The Changing Japan-US Alliance System"政策科学・国際関係論集(琉球大学法文学部). 3. 23-50 (2000)
• [文献書誌] GABE,Masaaki: "Okinawa Summit Ne Solution to U.S. Military Base Issues"Japan Quarterly Jan.-Mar. 47・1. 11-16 (2000)
• [文献書誌] 我部 政明: "普天間基地の県内移設を問う"沖縄対外問題研究会. 8. 1-24 (2000)
• [文献書誌] 我部 政明: "「尊重」という名の「強制」"世界(岩波書店)2000年1月号. 670. 34-46 (2000)
• [文献書誌] 我部 政明: "沖縄施政権返還を問う"沖縄対外問題研究会. 6. 1-29 (1999)