研究概要 |
1 本年度の研究成果 (1)論文「中央銀行の行動に関する金融不安定性モデル」(『国際政経』(二松学舎大学国際政治経済学部),第5号,1999年9月)(2)「テイラー=オコンネルモデルにおける金融不安定性の条件」(『国際政経論集』(二松学舎大学国際政治経済学部),第8号,2000年3月)(3)「金融不安定性の分析」(学位請求論文として千葉大学大学院社会文化科学研究科へ2000年2月29日に提出) 2 研究成果の概要 第1論文 企業の投資資金調達と中央銀行の準備供給関数を含むマクロモデルによって,コールレートの変化に対する準備供給の反応度の変化に伴う体系の短期均衡の定性的性質の変化と中央銀行の政策効果についての分析を行っている。 第2論文 テイラー=オコンネルモデルにおいてLM曲線が右下がりになるための条件とホップ分岐が発生する条件を分析している。 第3論文 2年間の研究成果をまとめ,さらに大企業と小企業からなる2部門金融不安定性モデルの分析を行っている。
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