研究課題/領域番号 |
10630025
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉田 文和 北海道大学, 経済学部, 教授 (70113644)
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研究分担者 |
蟹江 章 北海道大学, 経済学部, 助教授 (40214449)
吉見 宏 北海道大学, 経済学部, 助教授 (90222398)
濱田 康行 北海道大学, 経済学部, 教授 (80156405)
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キーワード | 環境報告書 / EMAS / IS014001 / GRI |
研究概要 |
(1)EMAS,IS014001などの国際的基準の重要性であり、同時にその基準自体が解釈の多様性を含んでいるために、環境声明書に含まれる情報開示の種類と程度にかなりの差がある。 (2)国際的基準自体が現在改訂途上にあり、この改訂作業プロセス自体が各国の状況や利害対立を含む交渉過程であり、注意深い検討が必要である。 (3)環境報告書に含まれる環境関連開示情報の内容と程度、検証過程は、今後の大きな関心領域であり、OECDのPRTRなど、国際的な制度の進展状況も含めて比較検討することが必要である。 (4)環境情報開示は、エコビジネスの今後も展開、企業評価にとって大きな関係があり、IS014001の認証取得に関わって、情報開示の可能性もある。
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