研究課題/領域番号 |
10630051
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
永山 くに子 山口県立大学, 看護学部, 講師 (70285443)
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研究分担者 |
溝手 芳計 山口県立大学, 社会福祉学部, 助教授
加藤 光一 信州大学, 農学部食料生産科学部, 教授
石井 啓雄 駒沢大学, 経済学部, 教授
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キーワード | 家族の規模 / 家族の再生産 / 家業(生業)と家族規模 / 里帰り分娩 / 家族の自助原理 |
研究概要 |
1.東アジアにおける家族政策について報告 1)中国における家族政策については「中国における家族政策と計画生育をめぐって」との表題で、1999年3月に山口県立大学看護学部紀要第3号(pp95-102)に掲載した。主な内容は中国の人口動態と母子保健に関わる統計、生活状況については家族の聞き取り調査から推測したものと、「一人っ子政策」の実態は統計的側面と聞き取り調査から判断したものである。 2)韓国の少子化については、「韓国の経済事情と少子化をめぐって」との表題で、1999年5月に山口県立大学社会福祉学部紀要第5号(pp105-112)に掲載した。1997年度の経済白書によれば韓国の合計特殊出生率は1990年には1.56とほぼ日本と同率である。韓国は、近年、経済的な変化がかなり日本に追随する形をとっていることと、韓国独自の家族制度を軸とした調査(文献の収集と都市部と農村部での聞き取り)を行った結果を報告している。 2.山口県内(下関、山口市および阿東町)における里帰り分娩の報告 「Aspects of the Family Support System :Women Returning Home for Childbirth](日本における里帰り分娩の実態)との表題で、1999年5月にマニラで開催されたICM(International Congress of Miwives)で発表(Proceedings of the International Confederation of Midwives 25th Congres pp421-422)。 3.地方都市および農山村における実態調査の実施概要 【table】 今後は地方都市および農山村における調査の分析、比較検討を実施する予定である。
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