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1998 年度 実績報告書

ベンチャー・キャピタルの経営行動基準に関する国際比較

研究課題

研究課題/領域番号 10630120
研究機関東洋大学

研究代表者

小椋 康宏  東洋大学, 経営学部, 教授 (40058144)

研究分担者 小嶋 正稔  東洋大学, 経営学部, 助教授 (40215257)
柿崎 洋一  東洋大学, 経営学部, 助教授 (40120331)
キーワードベンチャービジネス / ベンチャーキャピタル / 経営行動基準
研究概要

今年度は、平成10年度〜11年度までの研究課題「ベンチャーキャピタルの経営行動基準に関する国際比較」における初年度である。したがって、ベンチャーキャピタルに関する基礎的な研究を実施した。具体的には、(1)平成11年1月に九州地区でのベンチャービジネスおよびベンチャーキャピタルの実態調査(日生ベンチャーキャピタル他)を実施した。(2)平成11年度実施予定のベンチャービジネスおよびベンチャーキャピタルに関するアンケート調査表の作成(対象企業の選定、アンケート項目の選定など)を行った。(3)ベンチャーキャピタルの経営環境に関するモデルを構築するための基盤的な研究を実施した。具体的には、小椋康宏がベンチャーキャピタルの経営原理に関する文献資料の収集を含めて分析と理論化を行った。小嶋正稔が石油産業を中心として産業構造の変遷構造を研究し、柿崎洋一が企業間の協調関係と競争関係を中心としてネットワーク構造と競争関係を研究した。また、平成10年10月3日に日本経営教育学会(四日市大学)において「ベンチャービジネスと企業間関係」と題する研究発表をした。その結果として、ベンチャーキャピタルと産業構造や企業ネットワークとの関係を経営環境という視点から分析する基本要件を明らかにすることができた。
平成11年度は、本研究の完成年度でもあり、4月に日本のベンチャービジネスおよびベンチャーキャピタルに関するアンケート調査を実施し、その集計結果を分析して実態を明らかにする。さらに、ベンチャービジネスおよびベンチャーキャピタルの経営原理に関する理論的な研究を踏まえて、今後の日本におけるベンチャーキャピタルの経営行動基準を欧米やアジアの動向に比較しながら提言することにする。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小嶋正稔: "石油流通機構の生成と石油流通取引の原型" 経営論集(東洋大学経営学部). 第48号. 87-106 (1998)

  • [文献書誌] 柿崎洋一: "企業間の協調的な競争関係" 経営論集(東洋大学経営学部). 第49号. 205-224 (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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