研究課題/領域番号 |
10630137
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
津守 常弘 神奈川大学, 経済学部, 教授 (40037114)
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研究分担者 |
徳賀 芳弘 九州大学, 経済学部, 助教授 (70163970)
岩崎 勇 富士短期大学, 経済学科, 教授 (80176536)
倉田 幸路 立教大学, 経済学部, 教授 (90149146)
戸田 龍介 神奈川大学, 経済学部, 助教授 (00271586)
佐藤 信彦 日本大学, 経済学部, 助教授 (20225981)
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キーワード | 概念フレームワーク / 会計の国際化 / 測定属性 |
研究概要 |
本研究年度において、2回の研究会が行われ、各自の研究実績が持ち寄られ議論が行われた。第1回目は、平成11年度11月14日、日本大学経済学部で行われた。発表者は、戸田龍介(神奈川大学)と徳賀芳弘(九州大学)であった。戸田報告の論題は、「戦後日本の会計環境」であり、高度成長期における官手導経済体制下における会計を考察しながら、日本における概念フレームワークについて論じられた。徳賀報告の論題は、「会計の国別相違」であり、会計の役割の相違は会計環境の相違であるとの視点にたって、会計と会計環境との関係が論じられた。第2回目は、平成12年2月26日、立教大学太刀川記念館で行われた。発表者は、徳賀芳裕(九州大学)、倉田幸路(立教大学)、佐藤信彦(日本大学)、岩崎勇(富士短期大学)であった。徳賀報告の論題は、「収益費用中心観から資産負債中心観への変化」であり、測定値のチェック機構として資産性・負債性が論じられた。倉田報告の論題は、「ドイツDAX30企業の会計基準」であり、ドイツ企業の国際会計基準の使い方には温度差があることが論じられた。佐藤報告の論題は、「オーストラリアの財務会計概念フレームワーク」であり、オーストラリアの会計概念報告書が詳細に論じられた。岩崎報告の論題は、「財務業績の報告と概念的枠組」であり、イギリスの財務業績の報告がとりあげられ、特にリサイクリングについて論じられた。
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