研究概要 |
(1) P.I.Naumkin、E.I.Kaikinaとの共同研究によりSub criticalな非線形項を持つ非線形Schrodinger方程式の修正された散乱状態の存在を方程式固有の作用素と解析関数の空間および初期値に対する拘束条件を利用して示した。この結果は以下の雑誌に発表されている。Discrete and Continuous Dynamical Systems,5,(1999),pp 93-106. (2) P.I.Naumkinとの共同研究により修正されたKorteweg-de Vries方程式の修正された散乱状態の存在および解の時間減衰をエアリー関数の性質、方程式固有の作用素とstationary phase法を用いて初期値の積分平均が零という条件のもとで示した。この結果は以下の雑誌に発表されている。International Mathematics Research Notices,(1999),pp 395-418. (3〉 P.I.Naumkin、J.C.Sautとの共同研究により一般化されたKadomtsev-Petviashvili方程式の解の時間減衰を方程式固有の作用素と線形方程式の基本解の性質を用いることによって示した。この結果は以下の雑誌に発表されている。Commun.Math.Phys.,201,(1999),pp 577-590. (4) A.de Bouard、P.I.Naumkin および J.C.Sautとの共同研究により非相対論的非線形Schrodinger方程式の解の散乱問題をエネルギー法、方程式固有の作用素および非線形項の構造を利用して示した。この結果は以下の雑誌に発表されている。Nonlinearity,12,(1999),pp 1415-1425.
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