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1999 年度 実績報告書

コライダーに於ける超対称性模型輻射効果のf研究

研究課題

研究課題/領域番号 10640293
研究機関高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

萩原 薫  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (50189461)

キーワードコライダー / 超対称性模型 / 輻射補正
研究概要

平成11年度の研究目標は、次の三点であった。
1.CP非保存の位相を含む完全な超対称性標準模型のLagrangianを確定し公開する。
2.現在の電弱精密実験結果の解析を完成させ、投稿論文を完成し発表する。
3.最重要過程l^+l^-→W^+W^-過程の超対称性模型による輻射補性の論文を完成し発表する。
上記三課題のそれぞれにつき、次の成果が得られた。
1.Lagrangianのテストを継続中。テストを完了後公開し、新しいファインマン振幅ジェネレータMad Graph2に採用する。
2.包含的な解析結果を論文として発表し、そのNuclear Physics B誌への掲載が決定した。またミュー粒子の磁気モーメントに対する超対称性模型の輻射効果に関する研究を発表し、それはPhysics Letters B誌に掲載される。
3.論文を完成させ、Nuclear Physics B誌へ投稿した。論文はインターネット上で公開されている。
上記の成果について、スイスのCERN、韓国のコリア大学、米国のフェルミ研究所等で口頭発表を行なった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 萩原薫 他: "Supersymmetry versus precision experiments revisited"Nuclear Physics B. B(掲載予定). (2000)

  • [文献書誌] 萩原薫 他: "Muon g-2 and precision electroweak physics in the MSSM"Physics Letters B. B(掲載予定). (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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