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1998 年度 実績報告書

サブナノ秒屋内遅延プロフィール測定法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 10650384
研究機関京都産業大学

研究代表者

竹内 勉  京都産業大学, 工学部, 教授 (20154974)

キーワード屋内伝搬 / 伝搬遅延特性 / 遅延プロフィール / サブナノ秒 / 無線LAN / 多重波伝搬 / 遅延時間 / 移動通信
研究概要

本年度は以下の研究を行った。
1. スライディング相関器の設計製作
スライディング相関器の設計を行ない、製作にかかるべく準備にかかったが、本年度は製作を完了できなかった。これは、プリント基板設計用CADを導入しなかったため、自前のツールを用いて行なったが使用するICの細かさにうまく対応できず困難を究めたためである。今後は新しいCADツールを手に入れ、早急に基板製作を完了し、測定装置を完成させる予定である。
2. 屋内ディジタル伝送誤り率シミュレーション
これまで行なってきたPSK-RZとActive Fadingを組合せた屋内無線LAN高速伝送システムを例に伝送シミュレーションの基本的な方法を改め、短時間により多くののシミュレーションを実行できるように工夫を行なった。これは、伝搬路のインパルス応答と伝送波形をあらかじめ畳み込んでおくことにより、受信信号の発生を大幅に高速化できることが明らかになったからである。これにより従来の数倍の効果を得ることができ、更なるシミュレーションの実行が可能になった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Tsutomu Takeuchi: "Performance Evaluation of PSK-RZ with Active Fading in an Indoor Wireless LAN Environment" Proceedings of 1999 Vehicular Technology Conference. (発表予定). (1999)

  • [文献書誌] 石川広吉: "遅延プロフィール測定による人体位置予測システムの基礎検討" 電子情報通信学会技術研究報告. A・P98-82. (1998)

  • [文献書誌] 池田 智: "Active Fading-PSK-RZ方式の誤り率改善効果の検討" 電子情報通信学会技術研究報告. A・P98-83. (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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