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1998 年度 実績報告書

無侵襲健康モニタのためのセンサとシステム

研究課題

研究課題/領域番号 10650418
研究機関法政大学

研究代表者

渡辺 嘉二郎  法政大学, 工学部, 教授 (30061229)

キーワード健康モニタ / 無侵襲センサ / 無拘束センサ / 心拍計測 / 呼吸計測 / イビキ計測 / 体動計測 / エアマットレス
研究概要

無侵襲健康モニタのためのセンサとシステム
(1) エアマット型センサの開発
ヒトが横たわる布団の下にエアマットをいれ、ヒトの生体活動(心拍運動、呼吸、咳、寝返り、イビキ)に伴う物理的な変動をエアマット内の圧力変動としてとらえるセンサを開発した。このセンサは心拍運動、呼吸、咳、寝返り、イビキ全てを混在して検出する。これらを適当な遮断周波数を持つバンドパスフィルタで分離できる。
(2) システムの構築
センサから得られたデータより、心拍、呼吸周波数を推定するソフトウエアシステムを構築した。オンラインリアルタイムでこれらが推定できる。方法としては単純にスペクトル解析を適用した。最終的なシステムとしてインテグレーションするためにはこれらワンボードマイコン化が必要である。
(3) 健康モニタのためのデータ収集
以上の生体情報は提案するセンサで無侵襲にとらえることができる。この情報から健康度を評価するために、これらの情報と睡眠の質(深さ)との関係を調べる基礎実験を行った。睡眠の深さは脳波から判定されてきた。睡眠の深さの時間変化と心拍時間変動に一定の相関が認められた。この実験は一回8時間の睡眠によるもので多くの臨床的な実験が必要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Harumi Watanabe: "Non-invasive Biomeasurement for Health Monitoring" IMEKO XV June 13-18 1999, Japan. (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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