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1998 年度 実績報告書

人工生命技術を用いた環境にやさしい構造物設計システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10650474
研究機関関西大学

研究代表者

古田 均  関西大学, 総合情報学部, 教授 (70109031)

研究分担者 小林 孝史  関西大学, 総合情報学部, 専任講師 (90268334)
田中 成典  関西大学, 総合情報学部, 助教授 (50268330)
広兼 道幸  関西大学, 総合情報学部, 助教授 (70268332)
伊藤 俊秀  関西大学, 総合情報学部, 助教授 (30213060)
キーワードカオス理論 / フラクタル理論 / 遺伝的アルゴリズム / ニューラルネットワーク / 人工生命 / ラフ集合論 / テーマパーク / 景観設計
研究概要

本年度は初年度に該当するため,以下の各項目について個別に研究を実施し,その成果の検証を実施した.
(1) 構造物の選定
対象とする構造物を選定し,構造物を構成するパーツや構造物に関する属性情報などを整理した.具体的には,構造物の配置についての図面情報の収集や事例調査を行い,構造物のカテゴリー・パーツ別に階層化したあと,一部のパーツをワイヤーフレームで形状データとして作成した.
(2) 基本ロジックの検討
予測に関する問題に対してカオス・フラクタル理論の適用可能性の検討を行った.当面,カオス・フラクタル理論の適用可能性を検討するために,風速や降雨量などの時系列データを取り上げ,これらの時系列データの予測において,カオス・フラクタル理論をどのように適応すべきかを検討した.
(3) 遺伝的アルゴリズムモデルの考案
構造物を構成するパーツの組合せを生成するための遺伝的アルゴリズムモデルの検討を実施した.構造物の設計では,構成するパーツの組合わせのみならず,そのパーツのサイズし重要な決定属性となる.そこで,従来の離散的な問題への適用が試みられている遺伝的アルゴリズムだけでなく,サイズを表現するために,実数も取り扱える遺伝的アルゴリズムの適用可能性を検証した.また,双方の遺伝的アルゴリズムを併用した形のモデルについても,その適用可能性について検討を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 古田,均・広兼,道幸(他2名): "遺伝的アルゴリズムと人工生命技術のテーマパークにおける配置問題への適用" ファジィシステムシンポジウム構演概要集. (発表予定).

  • [文献書誌] 広兼,道幸・古田,均(他1名): "ラフ集合に基づく知識発見手法への遺伝的アルゴリズムの適用" ファジィシステムシンポジウム構演概要集. (発表予定).

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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