研究課題/領域番号 |
10650497
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
清水 康行 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20261331)
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研究分担者 |
馬場 仁志 北海道開発局, 開発土木研究所, 河川研究室長
泉 典洋 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (10260530)
関根 正人 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (60187854)
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キーワード | 自由蛇行 / 河岸侵食 / 数値計算モデル / 模型実験 / 現地観測 / ウォッシュロード / 川幅維持機構 / 細粒土 |
研究概要 |
清水は自由蛇行の計算モデルの開発を行い、河床の変化と河岸の変化の両方を扱えるモデルの開発を行った。この中で堆積による陸地化のプロセスを扱うことが可能な手法を提案した。 関根は混合粒径の材料で構成された一様湾曲流路が外岸方向へシフトしていく過程に関する模型実験を行い、流路の変動と土砂の分級や内岸側への細粒土砂の堆積とテラス状の地形の形成の関係について考察を行った。 泉は阿武隈川の福島盆地下流端の梁川橋付近の河川敷において現地観察を実施し、洪水による高水敷上への細粒土砂成分の堆積量を調べ、堆積している土砂の粒度特性からウォッシュロードの堆積と高水敷の発達におよび川幅維持機構の関係を調べた。 馬場は大規模な可傾斜台を用いて幅広い粒度配合を有する砂を用いた河岸侵食と自由蛇行の発達過程に関する実験を実施し、川幅の維持機構と自由蛇行の発達・減衰に関する現象の考察を行った。
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