研究分担者 |
山内 正仁 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助手 (40239843)
三原 めぐみ 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 助手 (40190722)
引地 力男 鹿児島工業高等専門学校, 機械工学科, 講師 (00218695)
前野 祐二 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (20190316)
大竹 孝明 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 助教授 (80128339)
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研究概要 |
本研究では,災害時に発生した大量の廃棄物に焦点を絞り,廃棄物の質や埋立状態など,地盤工学的問題について,阪神大震災(平成7年1月17日),鹿児島豪雨災害(平成5年8月6日),長崎大水害(昭和57年7月23日)の3つの大災害をケーススタディとして追跡調査・研究し,将来,大きな災害が発生した時の,適正な廃棄物処理・処分方法の確立のための基礎資料を得ようとするものである。 本研究の目的を達成するために、平成10年度は次のような事項について調査、研究をおこなった。 1) 既往の大災害時の、廃棄物処理に関する調査、研究資料の収集を行った(藤崎、三原) 2) 特に、ケーススタディとして阪神大震災(平成7年)鹿児島豪雨災害(平成5年)長崎大災害(昭和57年)を選び、跡地利用の実態も含めて、災害時の廃棄物処理に関する資料収集を行っている段階である(平田、須田、山内) 3) 廃棄物処理担当の行政・研究機関にそれぞれ赴き、ヒアリングを行った(全員) 4) 調査資料の整理および解析中である(平田、藤崎、引地) 5) 廃棄物の室内での化学分析および土質試験を、新たに購入する工場顕微鏡を含め、現有の化学および土質試験用試験機を用いて行っている(大竹、前野、引地、三原) まだ,研究を継続中で成果が十分には得られてないが,今後,鋭意研究を進める所存である。
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