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1999 年度 実績報告書

アイソザイムおよびDNA分析によるニホンナシ栽培品種の類別と系統樹の作成

研究課題

研究課題/領域番号 10660026
研究機関鳥取大学

研究代表者

田辺 賢二  鳥取大学, 農学部, 教授 (40032106)

研究分担者 田中 裕之  鳥取大学, 農学部, 助手 (70283976)
板井 章浩  鳥取大学, 農学部, 助手 (10252876)
田村 文男  鳥取大学, 農学部, 助教授 (50217197)
キーワードPyrus / RFLP / O-メチルトランスフェーゼ / ACC合成酵素 / 果実成熟
研究概要

ニホンナシ栽培種が中国や朝鮮半島から持ち込まれたものなのか、ニホンヤマナシなどの野生種の改良されたものなのか、古い品種ならびに野生種がニホンナシ栽培品種の成立過程にどの程度寄与しているかを明らかにすることを目的として分子レベルでの検討を行った。昨年は葉緑体DNAの分析による母系的な類縁関係について明らかにしたが、今年度は果実成熟関連遺伝子の分析を行い、その中でニホンナシおよびセイヨウナシには発現がみられるもののチュウゴクナシには発現がみられないO-メチルトランスフェラーゼの存在を明らかにし、この遺伝子をプローブとして用いることによりニホンナシ、セイヨウナシおよびチュウゴクナシを効果的に分類できることが判明した。またエチレン生合成遺伝子の1-aminocyclopropane-1-carboxylate(ACC)合成酵素をプローブに用いたRFLP解析によりニホンナシ品種の類別が可能であることを明らかにした。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Itai.A,K.Yoshida,K.Tanabe and F.Tamura: "A B-P-Xylosidase-like gene is expressed duringfruit ripening in Japanese pear(pyrus pyritolig Nakai)"Journal of Experinental Botany. 50. 877-878 (1999)

  • [文献書誌] 板井章浩,吉田圭二,田辺賢二,田村文男: "ナシO-methyltransferase遺伝子の変異によるナシ属植物の分類"園芸学会雑誌. 68別1. 133 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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