消滅を危惧される土壌や学術的に貴重な土壌に関して全国からアンケートを取り、実態の把握をした。危機的や貴重な土壌型が多数あることが明らかになった。それらは、体系的ではなく様々な段階や状態であった。広がりの基準、消滅度それに学術度の基準などをもうけて整理し、土壌版レッドデータブックを作り、それをインターネット等で一般に公開する。合わせて、種々の危機的にある土壌型を始め多くの土壌モノリスを収集することを目的とする。 ・データベース化したいわゆる土壌版レッドデータベースの公開準備のためにデータの解析と整理を行った。 ・データ不足や緊急性の度合いなどを解析抽出した。 ・データ解析から、山口県秋吉台の赤黄色土の情報力坏足しているために調査を行った。また、鹿児島県喜界島の開発が進んでいる初生レンジナ様、褐色レンジナ様土壌、テラロッサ様土の調査とモノリスの収集を行った。 ・林野土壌に対して、再度レッドデータに関する調査を実施した。 ・モノリスの作成法で、樹脂の設定特に塗れ面を出す樹脂の検討を行った。
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