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1999 年度 実績報告書

筋関連物質の一過性強制発現・欠失胚における筋形成メカニズムの解析

研究課題

研究課題/領域番号 10670006
研究機関千葉大学

研究代表者

豊田 直二  千葉大学, 医学部, 講師 (00188822)

研究分担者 小宮山 政敏  千葉大学, 医学部, 助手 (70175339)
キーワード筋 / エレクトロポーレーション / 誘導因子
研究概要

昨年同様、電気パルスの電圧の高さ、長さ、間隔、回数がどのくらいの時に最も良い効率が得られるかを検討した。電気パルスを10-75V,20-100msec 3-10回の幅で試行錯誤を繰り返した。25V,50msec,8回の電気インパルスで行うとDNAの入っていることが多かった。57例、生存45、導入確認18であった。成功例の内、特に72時間胚では効率よく、8例中導入されたのは4体であった。導入部分は肢芽、及び腹部であった。この方法でDNAを導入できることは確認できたが、導入部分を厳密に特定できなかった。
我々はニワトリ胚の心臓のような微小部分にDNAを導入する事を考えているので、電極の形状、太さ、露出部分、電極の間隔等を工夫して、導入部分をさらに限定することを考えた。縫い針を電極にし、これを上から心臓を挟むようにしてパルスを加えてみた。電極としては点状となる。電極の間隔は8mm,露出部分は5mm程度、太さは1mmである。電気パルスは25V,50msec,8回に固定した。しかしこの電極ではほとんどDNAがはいらなかった。41例中、生存22、導入確認1であった。導入効率は良くなっかた。導入部分は心筋ではなく、心臓付近の腹部であった。今後さらに電極を改良し、実験を続けたいと思う。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Komiyama, M.: "Variations of the extensor indics muscle and tendon"J. Hand Surg. Brit. Eur.. 24B,5. 575-578 (1999)

  • [文献書誌] Toyota, N.: "Thin filament binding domains of cardiac and fast skeletal muscle troponin I isoforms as studied by epitope tagging"J. Muscle Res. Cell Motil.. 20(8). 755-760 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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