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2000 年度 実績報告書

発育・発達期における骨状態と身体の発育、運動習慣および生活習慣との関連について

研究課題

研究課題/領域番号 10670351
研究機関鳥取大学

研究代表者

松本 健治  鳥取大学, 教育地域科学部, 教授 (10073694)

キーワード発育・発達期 / 身体発育 / 骨状態 / 骨伝導音 / パーセンタイル / 分布 / 加齢変化 / 周波数
研究概要

年齢階級別、性別分布の特徴を明らかにすることを目的とし、年齢階級別のパーセンタイル(%ile)値を求めた。対象は前年から継続してK中学校、T商業高校およびN高校の生徒、男1251名、女1622名、合計2873名である。骨伝導音の周波数を年齢階級別、性別に集計し、平均値、標準偏差、平均値の95%信頼区間、歪度、尖度および各%ile値を求めた。平均値は、男子の場合、13歳〜14歳が、最も増加していた。また、男子の16歳〜17歳で、変化はみられなかった。女子の場合、平均値の増加は各年齢間において顕著ではなく、値は120(Hz)付近で増減していた。男子の最頻値は加齢に伴い増加したが、女子では一定の傾向がみられなかった。各%ile値を回帰直線で結んだうえで、上限値を想定し、逆3次方程式y=ax^<-3>+bを用いて%ile曲線を求めた。男子の各年齢間で最も大きな増加を示した%ile値は、50%ile値、90%ile値、97%ile値と、裾野が広がるような変化を示していた。女子の場合は、3-90%ileの間では値はほぼ変化がなかったが、97%ile値は年齢を追って緩やかに増加する傾向にあった。男子の場合、歪度は14歳以降は値が0に近づいており、左右対称に近い分布が想定された。女子の場合、12〜14歳は15歳以降と比較して歪みが小さく、より正規分布に近かった。15歳以降になると値が0.5付近、もしくは0.7以上になるため、左に偏った分布が想定された。尖度においては、女子の16歳を除いて全ての年齢で、男女共に値はマイナスになっていることから、正規分布よりも扁平な分布が想定された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山田晃功,國土将平,松本健治: "パーセンタイル値でみた骨伝導音の年齢変化"学校保健研究. 42・Suppl. 222-223 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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