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1998 年度 実績報告書

培養リンパ管内皮細胞の電気生理学的特性の解析

研究課題

研究課題/領域番号 10670638
研究機関信州大学

研究代表者

牛山 喜久  信州大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80020759)

研究分担者 伊古美 文隆  信州大学, 医学部, 助教授 (50262704)
大橋 俊夫  信州大学, 医学部, 教授 (80020832)
キーワードリンパ管 / 内皮細胞 / 電気生理学 / パッチクランプ / 培養
研究概要

イヌの胸管からの材料を用いたリンパ管内皮細胞培養システムを確立した。イヌ胸管を切り出しHBSSで洗浄後、酵素処理(CLSPA,37℃,10〜15min)して内皮細胞を分離し、コラーゲン(TypeI)を塗った培地上に蒔いて培養液(MEM+20%FBS)の中で初代培養を行った。この培養された初代リンパ管内皮細胞を用い、ほぼ同様な方法で継代の内皮細胞を培養しその細胞を実験に供した。
リンパ管内皮細胞の電気生理学的特性はパッチクランプ法で測定した。用いた培養内皮細胞の受動的特性においては、静止膜電位がほぼ-55〜-80mVの範囲で、膜コンダクタンスはほぼ300pS前後、膜容量はほぼ30〜50pFであった。膜の能動的な電気特性に関しては現在実験段階にあってその解析成果は次年度に報告する予定である。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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