研究課題/領域番号 |
10670638
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
牛山 喜久 信州大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80020759)
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研究分担者 |
伊古美 文隆 信州大学, 医学部, 助教授 (50262704)
大橋 俊夫 信州大学, 医学部, 教授 (80020832)
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キーワード | リンパ管 / 内皮細胞 / 電気生理学 / パッチクランプ法 / 培養細胞 |
研究概要 |
イヌの胸管を材料として培養したリンパ管内皮細胞、また同法で継代した培養細胞の内皮細胞の膜の電気生理学特性をパッチクランプ法を用いて測定・評価した。得られた培養リンパ内皮細胞の電気生理学的特性は以下にまとめられる。 1)リンパ内皮細胞の静止膜電位は、-26.6±7.7mV(n=54;current clampで測定)であった。 2)膜容量は1.44±0.91pF(n=35)、series抵抗は3.15±1.48μS(n=35)、膜の時定数はほぼ0.55±0.4μs。 3)現時点で本培養内皮細胞の膜の特定イオンチャネルを明確に確定するまでには到っていない。
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