研究概要 |
Liporection法によりNF1 promoter deletion mutantsをtransfectionしluminometerによりLuciferase活性を測定した.各transfection時,Renilla Luciferaseをreporter geneとしてもつherpes simplex virus tymidine kinase promoterを含むpRL-TK Vector^<【.encircled?.】R【.encircled?.】>をコントロールとしてco-transfectした.使用した細胞系は,アカゲザル腎由来のCOS-7細胞,悪性グリオーマ由来のU87MG細胞そしてラットSchwann細胞由来のIMS32の3種類である.まず最長のNF1 promoter deletion mutantである約4.3kbのSAC construct(-4368to+474)に対してそれぞれの細胞でoptimizationをおこなった.その結果control vectorに対してCOS7細胞で169倍,U87MG細胞で66倍そしてIMS32細胞で126倍という最高値をとった.さらに,H-Rasをco-transfectionしたところCOS7細胞でさらに7.4倍,U87MG細胞で1.9倍そしてIMS32細胞で1.9倍の上昇が得られた.次に,明らかな上昇を示したCOS7細胞を使いすべてのNF1 promoter deletion mutantsをH-Rasとともにco-transfectionしたところすベてのconstructsでほぼ7〜9倍の上昇を認めた.
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