研究課題/領域番号 |
10670865
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
西村 克之 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (10129158)
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研究分担者 |
関根 紀夫 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助手 (70295434)
藤崎 達也 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助手 (00285058)
阿部 慎司 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 講師 (00274978)
石川 演美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (10026932)
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キーワード | DICOM / 画像伝送 / 医用画像 / 画像発生装置 / 画像ファイリング装置 |
研究概要 |
(1) DICOM規格で画像の発生・蓄積・伝送・表示を行うマルチモダリテイ・マルチベンダーのシステムをFDDIおよびイーサネットを基盤とするネットワーク上に構築した。 (a) UNIXワークステーション(WS)INDIGO2上にDICOMサーバを構築した。 (b) 教育研究用機器としてのSPECT、DR、MRI、フィルムデジタイザー、CT、CRから発生した画像をDICOMサーバに伝送するシステムを構築した。 (c) UNIX WS、WINDOWS NT、Machintosh上の画像処理装置からDICOMサーバ上の画像データを取り込めるシステムを構築した。 (2) MS-WINDOWS上からネットワークを流れるパケットを監視するシステムを構築した。 (3) 放射線科の画像発生装置、画像ファイリング装置、画像表示装置間の画像情報の流れと蓄積に関するモデルシステムのプロトタイプを作成した。 (4) 代表的な診療施設の画像診断システムの調査を開始し、モデルシステムに必要な情報の流れに影響する実際的なパラメータの検討を行った。 (5) 予約、検査、読影、結果の提示における患者、医師、放射線技師、事務員等の関与による情報発生のタイミングと情報量およびその流通について検討を行った。 (6) DICOM画像通信における伝送時間および伝送準備時間と画像サイズとの関係を各々1次関係式を用いてモデル化し、画像サイズ変化させて測定したデータから、各装置の性質を明らかにした。
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