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1998 年度 実績報告書

^1H-MRSによる実験的肝塞栓術後の肝の動態変化の検討

研究課題

研究課題/領域番号 10670868
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

平敷 淳子  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60008589)

研究分担者 天沼 誠  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (10212565)
キーワードproton MRS / LiverTAE(trausarterial embolization)
研究概要

平成10年度研究計画に従い実験を開始した。
方法は、2日間絶食とした生後1-2ケ月の食用雑種ブタ、体重10-20kgのメス10頭を用い、麻酔開腹後、塞栓術前のサンプルとして、肝の左葉と右葉とを約2.5g切除し、直ちに冷却凍結した。左肝動脈にカテーテルを留置し、透視下でカテーテルの位置を確認後、スポンゼル細片にて同部位を塞栓した。塞栓後,20,40,60,80,100,120分と経時的に肝両葉をMRS用のサンプルとして切除し、凍結した。これらの凍結サンプルは、-84℃にて保存後、液体窒素下に0.5M過塩素酸12.5mlにて抽出した。NMR測定時の内部基準として、40mM/lのTSP 250μlを加えた。遠沈後上清を炭酸カリウムに中和し、再び室温にて遠沈上清を10gのchelex100にて、水に溶離し、この溶離液を凍結乾燥して得られたサンプルの全粉末0.5mlのDOで溶かし、プロトンMRSを測定した。装置は、日本電子社製9.4TMRS測定装置を用いた。現在、塞栓前サンプルの結果を集計中であるが、3.2-3.3ppmに2から4個のピークを認め、これらは、cholinegroupのglycerophosphosphorylcholine,phosphosylcholin,carnitineとcholinのピークと考えている。
年度計画の抗癌剤の動注による肝のプロトンMRSは、次年度の検討項目とした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kyoko Enomoto: "Evaluation of invvivo intraaterime fetal brain Developmarg & abnormalities using rapidMR lenop12y methods" ISMRM PROCEEDINGS, 1998. (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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