研究課題
まず、実験動物モデルを確立する目的で、近交系ラットを用いて同種同系膵移植を行った。グラフト静脈血が体循環系に還流する影響を調べる目的で、グラフト門脈をレシピエント下大静脈に吻合する群と、レシピエント門脈に吻合する群を作成し血中脂質代謝を比較したところ、TG値、Tchol値は門脈環流群で低値を示した。次にBcl_2の発現ベクターとして組み換えアデノウイルスを種々の方法で移植片へ注入したところ、グラフトのViabilityの低下が問題となって導入方法の確立が困難であった。
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