研究課題/領域番号 |
10671164
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
井上 晴洋 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (90280966)
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研究分担者 |
遠藤 光夫 東京医科歯科大学, 医学部, 名誉教授 (60075190)
竹下 公矢 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (40133110)
吉野 邦英 東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (10134678)
河野 辰幸 東京医科歯科大学, 医学部, 講師 (00186115)
永井 鑑 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (10251505)
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キーワード | 食道癌 / 胸腔鏡下食道切除術 / 腹腔鏡下胃管作成術 / 鏡視下手術 / 鏡視下食道切除・再建術 / Hand-assisted layarscegric seirgery |
研究概要 |
平成8、9年度までの研究(課題番号08671418)で「食道癌に対する低侵襲手術としての胸腔鏡下食道切余術-腹腔鏡下胃管作成術」の開発をおこない、平成8年5月に本邦初(世界初)の手術を実施した。その後、平成10年度から本研究「食道癌に対する低侵襲手術:鏡視下食道切除・再建術の建立」に発展したが、これまでに4症例に本手術を施行した。平均手術時間は7時間であるが、出血量は200mlときわめて少なく、全症例において手術は問題なく遂行され、術後は再発なく、全員健在である。テーマとして掲げた、標準術式化は順調に達成されつつある。腹部操作における左胃動脈根部隔清の手技も確立して、残された術式上の問題点は縦隔の隔清である。気管鈎の開発と肺圧拝スポンジの開発に取り組んでいる。また現在はコンピュータによる手術支援の研究もFace-mounted displayの研究を着実に進めている。
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