• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

食道癌に対する低侵襲手術「鏡視下食道切除・再建術」の確立-標準御式化とコンピューターによる手術支援の研究-

研究課題

研究課題/領域番号 10671164
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

井上 晴洋  東京医科歯科大学, 医学部・附属病院, 講師 (90280966)

研究分担者 竹下 公矢  東京医科歯科大学, 医学部・附属病院, 助教授 (40133110)
河野 辰幸  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (00186115)
永井 鑑  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (10251505)
キーワード鏡視下食道切除・再建術 / 食道癌 / HALS / 内視鏡手術 / 胸腔鏡下食道切除術 / FMD(Face-mounted display) / コンピューター支管 / 低侵襲手術
研究概要

食道表在癌に対して、鏡視下食道切除・再建術(HALS併用)を施行している。鏡視下食道切除・再建術(HALS併用)におけるリンパ節隔清は、腹部操作ではHALSの導入により開腹術に較べても遜色がなくなった。症例による差が解消して、むしろ食道裂孔部の良好な視野展開と言う意味では鏡視下手術のほうが優れているとも考えられる。一方、胸部操作は、現状では開胸術の隔清に較べると、鉗子の種類、軸制限の問題が残り、まだ不充分になりやすいと考えている。とくに縦隔左側の隔清が制限される傾向にあると考えている。しかし、今後、手技の工夫や器具の工夫により、これらの点が解決され、やがて食道表在癌に対する標準手術になる時が来ると考えている。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 井上晴洋,岩井武尚: "内視鏡外科における新しい視野(Face-mounted display)"医学のあゆみ. 193巻. 731 (2000)

  • [文献書誌] 井上晴洋: "自動吻合器"消化器外科. 23巻5号. 814-817 (2000)

  • [文献書誌] 井上晴洋,熊谷洋一 他: "食道癌に対する鏡視下食道切除・再建術-HALS併用-"カレントテラピー. 18巻12号. 2130-2133 (2000)

  • [文献書誌] 井上晴洋,中島康晃 他: "HALS併用による鏡視下食道切除・再建術"臨床外科. 56巻2号. 141-146 (2001)

  • [文献書誌] 井上晴洋,中島康晃 他: "食道・気管支癌"集中治療. 12巻12号. 176-179 (2000)

  • [文献書誌] Inoue H: "Treatment of Esophapeal & Gastric Tumois"Endoscopy. 119-125 (2001)

  • [文献書誌] Gabbert.HE,Inoue H et al: "Pathdogy & Geretrcs, Tumor of the Digestire susteru, WHO dassfication of tumor"IARC publication. 10P (2000)

  • [文献書誌] INoue H: "Practice of therapeutic endoscopy"WB Saunders. 169 (2000)

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi