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1999 年度 実績報告書

膵内肝細胞分化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10671201
研究機関宮崎医科大学

研究代表者

瀬戸口 敏明  宮崎医科大学, 医学部, 教授 (40041420)

キーワード銅欠乏 / pancreatic hepatocyte / コレステロール代謝
研究概要

我々は、銅欠乏食投与後のラット膵に新に出現してきたpancreatic hepatocyteについて、背景にある遺伝子レベルの変化について検討を加えてきた。今回、pancreatic hepatocyteにおけるコレステロール代謝について検討を行った。銅欠乏食投与後数週間ごとに肝と膵を採取し、total RNAを抽出、さらにreversetranscriptaseによって一本鎖DNAとし、そのPCRの増幅産物を用いて、肝臓におけるコレステロール代謝の代表的酵素 7α-hydroxylase,5β-reductaseの発現について検討した。7αーhydroxylase,5β-reductaseの両酵素は、mRNAレベルにおいては正常肝と同様にpancreatic hepatocyteでも発現していた。またcompetitive PCRによる定量的検討によって酵素発現に日内変動を認めることがわかった(J.Lipid Res.1999、40:1793-1798)。さらに膵細胞から肝細胞への分化誘導の直接的因子の同定を試みているが困難な作業であり未だに同定できていない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ando,Y.,...Setoguchi,T.,et al.: "Expression of cholesterol 7α-hydroxylase and Δ ^4-3-ketosteroid 5β-reductase genes in rat pancreatic hepatocyte-like cells."Journal of Lipid Research. 40. 1793-1798 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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