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1998 年度 実績報告書

ヒト関節疾患と性ホルモン受容体遺伝子多型

研究課題

研究課題/領域番号 10671355
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

牛山 敏夫  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (10263055)

研究分担者 井上 康二  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80213156)
キーワードRheumatoid arthritis / Osteoarthritis / Estrogen / Androgen / Gene polymorphism
研究概要

慢性関節リウマチと性ホルモン関連遺伝子多型
1) エストロゲン受容体遺伝子
エストロゲン受容体遺伝子多型のPxハプロタイプが女性慢性関節リウマチ患者の発症年齢に関連していることを明らかにした。(文献)
2) アンドロゲン受容体遺伝子
アンドロゲン受容体遺伝子のCAGマイクロサテライと反復数を調べた結果、CAG反復数が少ないこと、つまりtransactivationの機能が高いことが若年で発症する一部の男性慢性関節リウマチ患者に有意に関連していることを明らかにした。(投稿中)
3) チトクロームP450c17α遺伝子
チトクロームP450c17α遺伝子多型は血清性ホルモン濃度と関連することが報告されているが、遺伝子型A2/-は女性の老年発症の慢性関節リウマチに抑制的に働くことを明らかにした。(投稿中)
変形性関節症と性ホルモン関連遺伝子多型
1) チトクロームP450c17α遺伝子
チトクロームP450c17α遺伝子型は変形性股関節症を合併した全身性骨関節症に関連していた。これは全身性骨関節症が血清ホルモン濃度に関連してさらにサブタイプに分類される可能性を示した。(投稿中)
ヒト関節軟骨におけるエストロゲン受容体遺伝子の発現
ヒト関節軟骨細胞におけるエストロゲン受容体αおよびエストロゲン受容体βの2種類の遺伝子発現を初めて明らかにした。(投稿中)

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Ushiyama T, Mori K, Inoue K et al.: "Association of estrogen receptor gene polymorphisms with age at onzet of rheumatoid arthritis" Annals of Rheumatic Diseases. 58. 7-10 (1999)

  • [文献書誌] 牛山敏夫: "リウマチ病セミナーIX" 永井書店, 6 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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