研究課題/領域番号 |
10671355
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
牛山 敏夫 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (10263055)
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研究分担者 |
井上 康二 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80213156)
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キーワード | Rheumatoid arthritis / Osteoarthritis / Estrogen / Androgen / Gene polymorphism |
研究概要 |
慢性関節リウマチと性ホルモン関連遺伝子多型 1) エストロゲン受容体遺伝子 エストロゲン受容体遺伝子多型のPxハプロタイプが女性慢性関節リウマチ患者の発症年齢に関連していることを明らかにした。(文献) 2) アンドロゲン受容体遺伝子 アンドロゲン受容体遺伝子のCAGマイクロサテライと反復数を調べた結果、CAG反復数が少ないこと、つまりtransactivationの機能が高いことが若年で発症する一部の男性慢性関節リウマチ患者に有意に関連していることを明らかにした。(投稿中) 3) チトクロームP450c17α遺伝子 チトクロームP450c17α遺伝子多型は血清性ホルモン濃度と関連することが報告されているが、遺伝子型A2/-は女性の老年発症の慢性関節リウマチに抑制的に働くことを明らかにした。(投稿中) 変形性関節症と性ホルモン関連遺伝子多型 1) チトクロームP450c17α遺伝子 チトクロームP450c17α遺伝子型は変形性股関節症を合併した全身性骨関節症に関連していた。これは全身性骨関節症が血清ホルモン濃度に関連してさらにサブタイプに分類される可能性を示した。(投稿中) ヒト関節軟骨におけるエストロゲン受容体遺伝子の発現 ヒト関節軟骨細胞におけるエストロゲン受容体αおよびエストロゲン受容体βの2種類の遺伝子発現を初めて明らかにした。(投稿中)
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