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1998 年度 実績報告書

古代、中世、近世日本人の変形性股関節症有病率

研究課題

研究課題/領域番号 10671356
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

井上 康二  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (80213156)

研究分担者 猿橋 康雄  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (40273403)
牛山 敏夫  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (10263055)
福田 眞輔  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20028559)
キーワード古病理学 / 変形性股関節症 / 縄文時代 / 江戸時代 / アイヌ
研究概要

本邦縄文時代発掘成人人骨、江戸時代成人人骨、近世アイヌ成人人骨、各310体、69体、69体の古病理学調査を行った。
各人骨について性、年齢鑑定を行なった。また、1象牙化 2骨棘 3関節面陥凹 4関節変形のうち、1または2〜4のうち2項目を満たすものを変形性関節症とした。
現在までの調査結果では、変形性股関節症の粗有病率は縄文、江戸、アイヌの順に各0.6、0.0、0.0%であった。縄文時代を標準人工として、性、年齢で補正した訂正有病率は各0.6、0.0、0.0%であった。
これを我々が調査している中国古人骨と比較すると、本邦古人骨における変形性股関節症有病率は低いと考えられる。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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