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1999 年度 実績報告書

定流量麻酔ナビゲーターのための実用麻酔回路モデル

研究課題

研究課題/領域番号 10671410
研究機関浜松医科大学

研究代表者

三條 芳光  浜松医科大学, 医学部・附属病院, 助手 (40115481)

研究分担者 風間 富栄  浜松医科大学, 医学部・附属病院, 助教授 (40158837)
尾藤 博道  浜松医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (50181227)
キーワード麻酔回路 / ソーダライム / セボクルレン / 新鮮ガス流量 / 炭酸ガス吸着
研究概要

1)モデルの評価
前年の研究により、推定した数学モデルについて、新鮮ガス流量、使用麻酔ガス、分時換気量を変化させた場合の精度評価をテスト肺を用いて行った結果、麻酔回路の物理的なコンパートメント、ソーダライム吸着コンパートメント、速い麻酔ガス吸着回路コンパートメント、遅いコンパートメントの計4コンパートメントでモデル表現できることを確認した。
2)麻酔中の麻酔医の動作分析
心臓麻酔について、麻酔医の気化器設定動作の実情を把握するため、ビデオ動作分析により、麻酔中の麻酔医の動作を全麻酔時間にわたり(6例)記録し、解析設計上の指針を得た。最も頻繁に観察される麻酔操作は麻酔記録装置であり、全麻酔時間のうち7-9%をしめ、ナビゲータは同記録装置に搭載すると好都合であることが分かった。
3)モデルを利用し、吸入麻酔薬に関する解析を行い亜kんレン論文に応用することができた。
<低流量麻酔器設定ナビゲータ試作>
4)ナビゲータプログラムを試作するにあたり、matlab、simlinkプログラムでモデルを作成し、動作させることができた。吸入濃度(1)と目標達成時間に関する入力し、ガスモニタリングで得られる実時間の吸入または呼気終末麻酔薬濃度をモデルの初期値(3)とする。(1)(2)(3)よりモデルシミュレーションが成り立つことを確認したが、吸入濃度または呼気終末濃度などの入力値を習得するインターフェイスを追って開発する必要がある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] SanjoY.: "Ergnomic automated anesthesia record keeper using mobile touch screen with voice navigation"J Clin Monit. 15. 347-356 (1999)

  • [文献書誌] Nakamura M: "Predicted sevo51urane partial pressure in the brain with an uptake and distribution model : comparison with measured value in internal jugular vein blood"J Clin Monit. 15. 299-305 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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