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1999 年度 実績報告書

脈波伝播動特性による血管老化度の判定

研究課題

研究課題/領域番号 10671444
研究機関帝京大学

研究代表者

諏訪 邦夫  帝京大学, 医学部, 教授 (50010202)

研究分担者 森田 茂穂  帝京大学, 医学部, 教授 (60143476)
三枝 宏彰  帝京大学, 医学部, 助手 (50256070)
新見 能成  帝京大学, 医学部, 助教授 (90198416)
キーワード脈波伝播動特性 / 大動脈波伝播速度 / 脈波伝播時間 / 心電図 / パルスオキシメトリー / 回路シミュレーション / コンピュータシミュレーション
研究概要

1. 脈波伝播速度の指標として心電図のR波からパルスオキシメトリーの指尖脈波の立ち上がりまでの時間をとる方法を採用して脈波伝播時間の測定に成功した.簡単で再現性が高い.
2. この方法による知見を学会で発表し,さらに発表する予定である.
3. 上腕緊迫で,脈波伝播時間は16%延長し,脈波伝播速度は17%低下した.
4. 上肢を挙上の場合と懸垂の場合とで,脈波伝播時間が著しく異なることを見出した.
5. 従来の手法を用いた脈波伝播速度の測定によって,大動脈の人工血管置換が脈波伝播速度を大幅に加速することを見いだし,論文として完成して出版した(文献1).
6. Moens-Korteweg式の改変と回路シミュレーションの精緻化を実施中である.
7. 研究の派生として,気管内チューブのカフの側圧の計算に成功した.
8. この研究の派生として,コンピュータの応用によって古い研究の再現に成功した.
9. 以上の結果は,学会と論文の発表の他に,次の特別講演でも報告した
Suwa K.Pulse wave propagation:why arterial pulse pressure widens towards the periphery.4th Far Eastern Anesthesia Refresher Course,ハバロフスク,6,1999

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 大嶽 浩司: "外部からの血管圧迫が脈波伝播時間に及ぼす影響"第4回日本心臓血管麻酔学会学術大会抄録集. 145 (1999)

  • [文献書誌] 中元 起力: "脈波伝播は外部からの血管圧迫で遅くなる"日本臨床麻酔学会誌. 8. S335 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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