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1998 年度 実績報告書

サイトカインを用いた子宮頚管熟化調節剤開発の基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 10671529
研究機関浜松医科大学

研究代表者

金山 尚裕  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (70204550)

研究分担者 徳永 直樹  浜松医科大学, 医学部附属病院, 助手 (20283369)
住本 和博  浜松医科大学, 医学部, 助手 (30126817)
寺尾 俊彦  浜松医科大学, 副学長 (60022852)
キーワードインターロイキン-8 / インターロイキン-8レセプター / DHA-S / 尿中トリプシンインヒビター / インターαトリプシンインヒビター
研究概要

頚管熟化剤としてのインターロイキン-8の基礎的検討
子宮収縮を発来させない頚管熟化剤が安全でもあり理想的なものといえる。そこで各種サイト力イン坐薬投与による子宮収縮の変化を測定したところインターロイキン-8が子宮収縮を惹起せず有効に頚管熟化を引き起こすことが判明した。
インターロイキン-8レセプター発現機構の解明
妊娠後期に母体★する胎児副腎由来のデハイドロエピアンドロステロン硫酸(DHA-S)が頚管細胞のインターロイキン-8レセプター発現亢進作用があることが明らかになった。
尿中トリプシンインヒビターの子宮収縮抑制機序
尿中トリプシンインヒビターが平滑筋収縮を抑制しているか検討した。その結果子宮筋、血管平滑筋の両者で尿中トリプシンインヒビターが平滑筋収縮を抑制することを見い出した。またこの作用はその前駆体であるインターアルファトリプシンインヒビターには存在しなかった。
また尿中トリプシンインヒビターが平滑筋細胞に結合し細胞内情報伝達機構に関与していることが明らかになった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Naohiro Kanayama et al.: "Effect of dehydroepiandrosterone sulfate on interleukin-8 receptor daring cervicd ripening" European Journal of Endcrinology. 138. 587-593 (1998)

  • [文献書誌] Naohiro Kanayama et al.: "Urinary trypsin inhibitor suprresses vascular smouth muscle comtraction by inhibition of Ca^<2+> in flux" Biochimica of Biophysica Acta. 1381. 139-146 (1998)

  • [文献書誌] 金山 尚裕: "分娩発来とサイトカイン" 周産期学シンポジウム. 16. 85-94 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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