これまでにヤギを用いた先天性横隔膜ヘルニアの実験モデルの作成が安定しておこなえることを確認するために追試実験をおこなってきた。この結果横隔膜ヘルニアの作成についてはほぼ問題なく実験が進められることが確認された。今後極細径のファイバーを用いた胎児手術が可能かどうかの実験にはいることになるが、このファイバーの扱いがまず難しく、胎児手術を想定したファイバー使用のシミュレーションをおこなっている。具体的な実験は現在準備中であるが、内視鏡挿入口の選択については子宮に2カ所の穴を開けて実験をおこなうことにしている。これは操作性の観点からこのような決定としたが、有効かは実験にて確認する予定である。
|