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1998 年度 実績報告書

口腔・顎顔面形態の3次元計測の標準化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10671909
研究機関東京歯科大学

研究代表者

高木 多加志  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (90192145)

研究分担者 外木 守雄  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (50217519)
森 悦秀  大阪大学, 歯学部, 助手 (00231639)
後藤 昌昭  佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (10145211)
キーワード口腔・顎顔面変形 / X線CT / 三次元画像 / DICOM3 / 歯列模型合成データファイル
研究概要

口腔・顎顔面変形症(顎変形症、口唇・口蓋裂、再建)の治療は、X線CTや顔面形態計測装置により得られた三次元画像や立体模型を用いて行われて始めている。しかし、それらの三次元情報の取り扱いに関しては、原画像としての医療画像標準フォーマットとしてDICOM3の策定が行われているにすぎない。
これまで行ってきた二次元、三次元画像の研究を基盤として、三次元計測の基準計測点、基準面などを規定し、多施設間の画像データの共有化という点にも着目して、計測点や基準面の情報を含んだデータフォーマットを検討することで、三次元的な治療計画と治療結果の評価に結びつけてゆくすることを目的した。
CTスライス画像については、ファイル用量が大きくなる欠点はあるもののDICOM3を原則とした標準ファイルフォーマットの使用が好ましく思われた。
また、CTの撮影条件としては、二次元セファロ分析との比較から前頭部Graberaから舌骨までの範囲とし、ピクセル解像度は512x512の画像とした。
歯列模型については、歯列模型合成データファイル(DNT:(株)ユニスン)が独自形式ではあるが、安価な画像のViewer Softwareも存在し、ファイル用量も片顎約500KB程度となることから有用ではないかと考えられた。
今後、ボクセルモデル、サーフェイスモデル、造形装置出力用モデル(STL等)に分けて標準化の必要性があると考えられました。また、三次元の計測情報をDICOM3に直接保存ができないため、別ファイルとして保存する必要性も考えられた。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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