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2000 年度 実績報告書

インフォームド・コンセントと死と宗教に関する基礎的な研究:インターネットへの発信

研究課題

研究課題/領域番号 10672132
研究機関京都文教大学

研究代表者

生駒 孝彰  京都文教大学, 人間学部, 教授 (00105222)

研究分担者 森 俊夫  京都文教短期大学, 助教授 (20149537)
加藤 博史  龍谷大学短期大学部, 教授 (50185865)
森 忠三  島根医科大学, 医学部, 名誉教授 (10025562)
キーワード安楽死 / インフォームド・コンセント / 死の質 / インターネット
研究概要

平成12年度は、生駒は『安楽死をめぐるアメリカ宗教界の対応』、森(忠三)は、『臨床心理学科におけるインフォームド・コンセントの講義と学生の反応』、加藤は『わが国における死の質(豊かな臨終)の指標構築に関する研究その4』を発表した。それらは3年間における研究報告書の中にそれぞれ入れている。平成12年度は最終年度にあたるので、1年間を成果の報告書作成にかなりの時間を費やした。主に森(俊夫)が中心になって生駒、森(忠三)、加藤の三名の論文をそれぞれ三本づつインターネットのホームページに入れることができた。京都文教大学のホームページの中で論文を読むことができる。これまで、研究者の論文は一部の研究者や専門家の間では読まれてきたものの、一般の人々に読まれる機会がほとんどなかった筈だ。その点でも有意義なものと確信している。ちなみに、アドレスはhttp://www.kbu.jp.kenkyu/である。その制作の過程について森(俊夫)が中心となって『インターネットによる研究論文の発信-ホームページ「インフォームド・コンセントと死と宗教」の制作過程と問題点-』としてまとめている。なお、生駒は老、死、死の告知、安楽死をめぐる日米の宗教界の対応を論じているが、同時に宗教と癒しについても成果を発表している。また、森(忠三)は、インフォームド・コンセントが中心であるが、臨死体験、心拍ゆらぎ、等についても成果をあげている。加藤は、死の質の指標構築が中心テーマであるが、同時に臨終の問題、家庭介護の分野にまで研究の輪を広げている。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 生駒孝彰: "安楽死をめぐるアメリア宗教界の対応"人間・文化・心-京都文教大学人間学部研究報告. 3. 13-23 (2000)

  • [文献書誌] 森忠三: "心拍ゆらぎと自律神経活動"環太平洋健康科学教育雑誌. 39. 101-106 (2000)

  • [文献書誌] 森忠三: "臨床心理士を目指す学生に対するPOSの講義と学生の反応"日本POS医療学会雑誌. 5(No1). 179-183 (2000)

  • [文献書誌] 加藤博史: "QOD(豊かな臨終)向上のための信仰風土と家族介護"龍谷大学論集. 456. 78-97 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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