研究課題/領域番号 |
10672172
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
西堀 眞弘 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (60189305)
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研究分担者 |
田中 博 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60155158)
櫻林 郁之介 自治医科大学, 大宮医療センター, 教授 (80049056)
渡辺 清明 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (20101983)
伊藤 機一 神奈川県立衛生短期大学, 衛生技術科, 教授 (00147175)
大場 康寛 近畿大学, ライフサイエンス研究所, 教授 (00122028)
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キーワード | 臨床検査 / 形態学的検査 / インターネット / デジタル画像 / コントロールサーベイ / 精度管理 |
研究概要 |
(1) インターネットを介して判定用画像を配布し形態検査のコントロールサーベイを実施することの妥当性を検証するため、29名の研究協力者を加えて、一般検査、血液検査、微生物検査、免疫血清検査、生理検査、病理細胞診の各分野の典型画像を収集し、各種端末装置で表示させて画質の評価を行った。 (2) その結果、多くはスライド写真とくらべ遜色のない画質が得られ、十分実用的であることが確かめられたが、一部はより高い解像度を必要とした。 (3) その一方で、表示装置に予想以上の機種間差を認め、色の再現性の相違などが判定あるいは診断に重大な影響を及ぼす恐れがあることが明らかになった。 (4) そこで急遽研究計画の一部を変更してその対策を検討し、技術的解決策を見いだしたので、特許出願を計画しその技術開発のために新たな研究費を申請した。そのため本報告書では具体的内容の公表を見合わせることとする。 (5) 本研究成果の啓蒙のため、来年度開催される第25回日本医学会総会および第48回日本臨床衛生検査学会の展示会に出展を計画した。 (6) 本研究班の成果を他の医学領域全般に普及させるため、本来全く同一であるべきデジタル医用画像が、表示装置の機種間差のため同じ色に表示されないという問題の解決を目指して来年度開催される、「第1回デジタル医用画像の「色」シンポジウム」の共催を計画した。 (7)これら研究成果を国際学会および専門医の雑誌で発表するとともに、詳細に研究班ホームページ(http://square.umin.ac.jp/survey/)で公開した。
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