研究概要 |
2型糖尿病患者を対象として約300症例の遺伝子解析と遺伝子背景、生化学検査(脂質、糖関連物質、血管障害関連物質)及び細小血管障害(腎症、網膜症)、大血管症(脳血管障害、冠動脈疾患)の検討を行った。その結果、MTHFR(ETP,PAI-I,Paraoxonase,5HT2Areceptorの遺伝子多型と血管障害について研究報告を行った。 MTHFRと大血管障害、MTHFRと深部知覚異常との関連を第42回日本糖尿病学会、第59回アメリカ糖尿病学会第2回日本糖尿病合併症学会(1999年)CETPと動脈硬化について第59回アメリカ糖尿病学会、PAI-1と動脈硬化及びインスリン抵抗性について第21回日本肥満学会、アメリカ糖尿病学会、臨床病理学会に報告予定(2000年)。 Paraoxonaseと動脈硬化に関して第46回臨床病理学会、5HT2Areceptorの多型については第43回日本糖尿病学会、第60回アメリカ糖尿病学会に報告予定である。 さらに,5HTreceptorに関してはその多型症と抗セトロニル薬との関連についても報告予定である。
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