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1998 年度 実績報告書

看護系大学における小児看護学実習の実態と今後の方向性

研究課題

研究課題/領域番号 10672256
研究機関日本赤十字看護大学

研究代表者

筒井 真優美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915)

研究分担者 込山 洋美  日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (90298224)
飯村 直子  日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (80277889)
キーワード小児看護学実習 / 学生 / 質問紙調査 / 看護系大学 / 教員 / 実習内容 / 実習施設 / 実習指導者
研究概要

1995〜1998年7月までの「医学中央雑誌」「MedLine」、「CINAHL」などにより、文献検索を行った。入院して.いる子どもの数の減少、疾患の重症化、さらに学生が子どもと接する体験や生活体験が減少しているため、小児看護学実習の指導が年々困難になっていることが文献から明らかになった。具体的には、実習施設の減少、複数の実習施設をもつ学校と施設との連携、実習期間の短縮などによる技術演習の位置づけ、子どもとのコミュニケーション、カンファレンスのもち方、実習記録の量、医療事故の予防と保険、学生の感染予防、看護実践の評価方法、教員や実習指導者の負担、実習指導者の位置づけと教育、教員や実習指導者に対する学生からの評価方法などの課題が上げられる。
これらの結果をもとに看護系大学を対象とした質問紙(A)と、施設を対象とした質問紙(B)を作成した。現在パイロットスタディを終了し、本調査に向けて内容を検討中である。
また、看護系の全大学62校に協力の有無に関する調査をし、55校より回答を得た(回収率89%)。協力をする大学が38校、実習が開始されていないため協力出来ない大学が12校、協力すると回答しているが実習がまだ開始されていない大学が5校あった。
看護系の大学が実習している施設59に協力の有無に関する調査をし、46施設より回答を得た(回収率78%)。協力をすると答えた施設が40、協力しないと答えた施設が6であった。
看護系の大学が実習している施設への質問紙発送は3月中旬、看護系の大学への質問紙発送は5月を予定している。

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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