研究課題/領域番号 |
10672261
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
本田 孝行 信州大学, 医学部, 助教授 (80238815)
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研究分担者 |
藤本 圭作 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (70242691)
芝本 利重 信州大学, 医学部, 助教授 (90178921)
久保 恵嗣 信州大学, 医学部, 教授 (80143965)
山本 洋 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (00322131)
小泉 知展 信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (20273097)
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キーワード | 急性肺損傷 / 急性呼吸窮迫症候群 / PMX / P / F比 / ショック / 呼吸不全 |
研究概要 |
本年度は臨床例において、急性肺損傷(ALI)・急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対しエンドトキシン除去用ポリミキシンB固定化繊維充填カラム(PMX)を用いた吸着治療をおこない検討した。8例のALI/ARDS(ALI 1例)症例にPMXを原則2回使用した。その結果、収縮期血圧は105±8mmHgから137±5mmHg、拡張期圧は63±10mmHgから78±7mmHgへと有意に上昇した。P/F比(PaO2/FiO2)は130±20から170±15へと有意に増加した。以上より、PMXによる吸着療法はALI/ARDSのショックおよび呼吸不全の改善に有効と思われた。
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