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2000 年度 実績報告書

「関わり意識」強調した教科体育の効果的学習指導に関する研究-「体育に関する知識(体育理論)」と「人権問題」を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 10680025
研究機関滋賀大学

研究代表者

澤田 和明  滋賀大学, 教育学部, 教授 (20053332)

キーワード教科体育 / 関わり意識 / 人間関係 / 体育に関する知識 / 人権 / 学習指導要領 / プレイ論
研究概要

平成12年度は、昨年度までの成果をふまえ、これまでの大学生を対象にした教材開発を中心に、その効果的な展開を中心に検討を加えた。具体的には10種類程度の対人関係能力を必要とする課題(相手の心や体の状況に気づき、適切に対応をしていく運動課題)を、繰り返し実施し、実施前と実施後の行動レベル、認知レベル、性向レベルでの状況の変化や感想などの調査を行った。
また、小学校の「総合的な学習の時間」への対応をも含めた、「体つくりの運動」の「体ほぐしの運動」についての模擬授業を実践し、その検討を加えた。小学生を対象とした授業のこちら側の経験不足と、限られた機会であり、大学生版の多様な内容をかなり凝縮して展開したことなどから、適時性などの問題とも関連して、期待したような成果を十分にあげることはできなかった。しかし小学生でも対人関係能力を盛り込んだ授業展開が十分可能であることがわかた。それらの授業を記録したビデオ映像などの編集を試みているが、まだ完成の段階には至っていない。
これまでの3年間の研究経過に基づく知見を要約し、残された課題を記述した報告書をまとめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 沢田和明: "教科体育の「表学習」と「裹学習」に関する基礎的研究"日本体育学会第51回大会大会号. 481 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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