1.川廻し新田の地形調査:空中写真判断による房総丘陵全域の川廻し新田の候補地に付き、現地地形調査、聞き取り調査を行い、自然の曲流短絡地形との判別、造成された地形の確認を行った。当年度は、ほぼ全県の地形確認を行い、約450ヶ所の曲流短絡を確かめた。 2.所在図作成:全県の川廻し地形所在図を作成した。 3.所在データベース:川廻し地形のデータベース作成入力用資料を作成した。 4.関連古文書確認調査:市原市君津市の文書調査を行った。 5.川廻し新田のボーリング、微地形調査:大規模および小規模な川廻し新田の典型的な形のものに付いて、造成の様相を復元するため、ハンドオーガーによるボーリングと、水田面の掘削による断面観察を行った。勝浦市市野郷および君津市折木沢において実施した。
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