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1998 年度 実績報告書

北タイに於ける電化が住民の生活構造と家族関係・構造に与える影響の社会生態学的解析

研究課題

研究課題/領域番号 10680126
研究機関大妻女子大学

研究代表者

益本 仁雄  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 教授 (80245349)

研究分担者 笠井 直美  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 助手 (20255243)
大澤 清二  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 教授 (50114046)
高石 昌弘  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 教授 (50077187)
キーワード北タイ / 電化の影響 / 生活・構造 / 家族関係 / 生活時間 / 耐久消費財保有 / 外部情報受容度
研究概要

本研究は、北タイに於ける電化が住民の生活構造と家族関係・構造に与える影響に関して、社会生態学的解析をおこなう。具体的には、未電化時と電化後の実態を比較し、問題点の析出と諸要因の相互作用・関係構造を解明することが目的である。初年度(平成10年度)の研究実績は下記の通りである。
1. タイ王国チェンマイ県サモエン郡アンカイ村を対象として継続調査してきた結果の中で、アンケート調査による対象地区の全住民名簿(氏名、年齢、家族関係、就労実態等)の整備、生活時間の現状、耐久消費財および生産財保有実態、ならびに外部情報受容度等について取り上げた。さらに、村長や村役員等のオピニオンリーダーおよび地区小学校の教員等に対するヒヤリング調査結果の解析を並行しておこない分析に供した。
2. 調査結果の集計・解析について、益本が企画・推進し、大澤・笠井がデータベースの整理を担当した。また、高石は分析方法等に関して適宜、助言・支援した。
3. 分析結果について、タイ王国文部省初等教育局チェンマイ県サモエン郡教育事務所主催の学術研究集会(平成10年8月1-3日開催)、および国立コンケーン大学主催のシンポジウム(平成10年11月30日-12月2日開催)で報告した。また、日本においても情報文化学会誌(5巻1号)および第3回日本社会情報学会大会(平成10年10月3-4日開催)で発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 益本仁雄・宇都宮由佳・中野美雅: "北タイの一農村の電化前、電化直後、および最近の実態比較分析-情報化進展の影響による村人の行動変化と共同体の変容に関する継続研究-" 情報文化学会論文誌. 5巻1号. 54-65 (1998)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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